宗教法人黄檗宗大本山塔頭緑樹院

緑樹院

日本の三禅宗の一つである「黄檗宗」の大本山「萬福寺」の塔頭としてその南に位置しており、宇治霊園からもほど近い距離にある。
1674年に潮音道海(1628-1695)によって開創され、その志は現在まで引き継がれている。
潮音道海は、肥前(佐賀県)で生を受け13歳で出家し、その後さまざまな寺にて修業を積み、そして萬福寺第2代となった木庵と出会い
1671年に弟子となる。その3年後に緑樹院を創建したが、全国では20か所以上の寺を開山したと言われている。
なお、黄檗宗の大本山の萬福寺は、中国の僧の隠元隆琦禅師(いんげんりゅうきぜんじ)が1661年に創建。当初は、臨済宗黄檗派と
称されていたが、中国の様式を色濃く反映していたこともあり明治に入り黄檗宗となる。

庭園は拝観自由。

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周囲を白壁で覆われており、独特の存在感を醸し出している。とは言いながらも外観は決してそれを主張せず、逆に街並に溶け込んでおり調和がとれている。

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一歩境内に足を踏み入れると、緑豊かな庭園に心が奪われる。こじんまりとした空間に程よく配置されたすべてのものに心が癒される。

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境内に神社(稲荷大明神)があることに気が付く。黄檗宗の開祖の隠元禅師の「その土地の守り神と共存すべき」との考えが根底にある。その横には三界(無色界・色界・欲界)の精霊を供養をする三界供養塔がそびえ立つ。

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普段は目にすることができない本堂であるが、中に入れば意外と広くそしてその荘厳さと感じられる伝統に圧倒される。<通常は非公開>

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毎年、春と秋の彼岸に行われる宇治霊園にお墓をお持ちの方を対象とした法要会。参加希望者は、事前に申込をして御仏短冊に戒名を書く。参加者には、有名な黄檗宗の普茶料理(精進料理の弁当)が振舞われる


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毎年、8月13日~15日の盆期間で墓前回向を実施。墓前で「般若心経」を唱え先祖の供養をする。参列者不在でも受付可。要事前予約であるが、その時間帯の申込が無ければ当日受付可。

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毎年、正月明け/春彼岸/盆期間/秋彼岸 の年4回行う永代供養墓の回向。事前に「三界供養塔」と「とこしへの碑」の清掃を行ったうえで緑樹院がお墓一つ一つ回って回向をする。

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