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緑樹院

緑樹院

日本の三禅宗の一つである「黄檗宗」の大本山「萬福寺」の塔頭として、1674年に潮音道海によって開創されました。萬福寺の東南方向に位置しており、宇治霊園からもすぐの所にあります。

 

潮音道海は、肥前(佐賀県)で生を受け13歳で出家し、その後さまざまな寺にて修業を積まれ、そして萬福寺第2代となった木庵と出会われ1671年弟子になられました。その3年後に緑樹院を創建されましたが、全国で20か所以上の寺を開山したと言われています。


黄檗宗大本山の萬福寺は、中国の僧の隠元隆琦禅師(いんげんりゅうきぜんじ)が1661年に創建されました。中国の様式を色濃く反映していたこともあり、当初は臨済宗黄檗派とされていましたが後に黄檗宗となりました。

外観

宇治霊園からそのまま下った右手側にあります。周囲を白壁で覆われており、大仰な外観ではなく自然に町並に溶け込んでいます。

庭園

一歩境内に足を踏み入れると、緑豊かな庭園に心が奪われます。こじんまりとした空間に程よく配置された石碑もありすべてのものに心が癒されます。

境内

境内に神社(稲荷大明神)があることに気付きます。黄檗宗の開祖の隠元禅師の「その土地の守り神と共存すべき」との考えが根底にあり、その横には三界(無色界・色界・欲界)の精霊を供養する三界供養塔が立っています。

本堂

普段は目にすることができない本堂ですが中に入れば意外と広く、えもいわれぬその荘厳さと脈々と受け継がれてきたであろう伝統に圧倒されます。<通常は非公開>

法要会

毎年、春と秋の彼岸明けに宇治霊園にお墓をお持ちの方対象に緑樹院で行われる彼岸法要会が行われます。参加希望者は、事前に申込の上、送られてくる御仏短冊に戒名を書いていただきます。

お盆

毎年、お盆には宇治霊園にお墓をお持ちの方対象に墓前回向を実施(8月13日~8月15日の午前中)しています。事前申込が必要ですが、来園できない方でも申込可能(日時指定不可)です。